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はるか昔 (2017年7月) に pypi.python.org が pypi.org に移動している。これ周りでなんかわからぬーって困っている人がいたので、公式の告知を日本語にしてみる。
>Migrating to PyPI.org — Python Packaging User Guide © Copyright 2013–2017, PyPA. Last updated on Oct 02, 2018.
かつての PyPI のコードがあった場所は新しく PyPI.org に移動されました。今後はこちらの新しい URL を使うことになります。ここでは新しい URL に移るための手順を説明します。
pypi.org
は 2016年9月 よりデフォルトのアップロード先となります。
pypi.python.org
へのアップロードの転送は 2017年7月3日 まで継続します。2018年4月13日時点で PyPI の URL は pypi.org
となります。
PyPI.org に対応するために、アップロードツールを新しいバージョンに更新することをお勧めします。
以下のバージョンはデフォルトの設定が pypi.org
になっています。
更新後のバージョンのデフォルトの設定は上述の通りですが、設定によってデフォルトの設定が上書きされていないことを確認してください。設定ファイルは一般に $HOME/.pypirc
にある以下のようなファイルです。
[distutils] index-servers = pypi [pypi] repository:https://pypi.python.org/pypi username:yourusername password:yourpassword
このファイルの repository:
で始まっている部分を削除すればツールの設定はデフォルトの値になります。
なんらかの事情でツールのバージョンアップができないのであれば、$HOME/.pypirc
を編集し、repository:
の値を https://upload.pypi.org/legacy/
に変更してください。
[distutils] index-servers = pypi [pypi] repository: https://upload.pypi.org/legacy/ username: your username password: your password
legacy
を入れると新しいサーバ上でエミュレーションされている古い API にアクセスします
従来のように setup.py register
コマンドでパッケージ名を事前に登録しておく必要はもうありません。従来のこのやり方は上述のエミュレーションにおいてもサポートされていません。
このコマンドを新しいサーバに対して試してみると、以下のエラーメッセージが返ってきます。
Server response (410): This API is no longer supported, instead simply upload the file.
なので、この登録のステップは飛ばしてください。Artifacts をそのまま登録すればよいのです。
かつての TestPyPI (testpypi.python.org) ももはや利用できません。代わりに test.pypi.org を使ってください。TestPyPI を使う場合、$HOME/.pypirc
を編集し、https://testpypi.python.org/pypi
を https://test.pypi.org/legacy/
に置換してください。以下のようになるはずです。
[distutils] index-servers= pypi testpypi [testpypi] repository: https://test.pypi.org/legacy/ username: your testpypi username password: your testpypi password
PyPI へのスパム対策として、pypi.python.org
への新規アカウント登録は 2018年2月20日 以降できなくなります。pypi.org
に登録してください。
pypi.python.org
は他の PyPA ドキュメント群からリンクされているかと思われますが、これらも pypi.org
に移動されます。当面の間 pypi.python.org から pypi.org に転送しますが、いずれどこかで転送も止めます。
pypi.org
がデフォルトのダウンロード元のホストとなります
pypi.org
は公開パッケージやリリースをログインしたユーザが管理するための機能を提供します。
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