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高校生の進路相談の話を聞いたので、ひよこなら何を話すかリストアップしてみる。
たとえば私ならば「中高大一貫で高校から大学に進学し、高校時代に面白いと思った分野の大学に進みそのまま修士に進学、インターンシップで採用されて就職した」という進路しかたどっていない。
なので、高卒で就職した人の話や専門学校に進んだ人の話、とりあえず大学に進んだ人の話を私は語ることができない。
無論、先述の進路についてメリット・デメリットを説明できる部分もある。しかし、私は進んだ分野が性に合っていた人種である。「面白いと思ったが合わなかった」パターンが存在することも知っているがそこからのリカバリーとかは語れない。
18年生きただけで何が自分に合っているのかを掴めているとしたらそれは天才だと思う。
私は大学進学時に情報工学を学んだが、これは偶然合致したに過ぎない。もしかしたらもっと合う分野があったのかもしれない。さらに、私は統制の仕事をしている。情報工学と無縁、ではないが少なくともダイレクトに関係する分野ではない。
だから、様々な分野を可能な範囲でつまみ食いをして合っている分野を探するのが有効だ。運命のキャラクターがいてもガチャ引かなければ決してそのキャラクターには出会えないし、ガチャを引く回数が多ければ多いほど出会える可能性も増えると同じだ。
さりとて、結局なんか選ばなきゃいけない場面がある。
私としては理系に進むことは大きなデメリット2つを除けば無難な選択肢だと思う。迷ったら高校の進路選択は理系に進もう。
大学でやってみたい分野 (情報工学) に進んだ私の進路におけるメリット・デメリット。
色々書いたが、よくよく考えてみてほしい。例えば「私の進路のメリットデメリット」、サークル同期の文系がことごとく就職が決まらず特殊なコネでの就職や専門学校への進学を決める中、研究室の同期や自分はすぐに決まった
である。文系学生のサンプルはサークルの同期しかいない。また、同じ分野のサンプルは研究室の同期と自分しかいない。あまりに母数が少なくないか。私がいたサークルが劣等生の集まりだっただけでは? 私がいた研究室が特別優秀だっただけでは? そういう見方もできる。以上のことは結局私の視点から書いているだけだ。全く客観的ではない。
また、理系からの文転はなんとかなる、というのも高校時代の先生の受け売りだし、私が高校生だったのは 2006 年とかであり15年近く前のことだ。大学を出たのも2011年の震災の直後だ。ちなみに卒業式は中止になった。
こういったことについて私が自信をもって助言できるのはただ一つだけであり、大体の助言は役に立たないが100も助言を集めれば1つか2つは役に立つので多くの人の話を聞いてみようである。これを除けばこの内容も100の助言のうちの1つを提供したに過ぎない。
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