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Discord の TRPG サーバで同じ人が複数のサーバでトラブルを起こしているのを見ると「この人は過去にこういうことをやっているから気を付けろ」みたいな情報を共有したくなる。しかしながら、この手のリスト共有は次のような問題を持つ。
ほかにも問題はありそうだが、一旦これだけを考える。
Discord には一度登録したら不変なユーザ ID がある。ブラックリストに登録される個人はこのユーザ ID をハッシュ化した値で登録されるようにすればただ単純にブラックリストを見た人は管理者であっても誰が登録されているのかは分からない。
特定の人がブラックリストに登録されているか否かを判断したいときのみ、アプリに問い合わせると登録の有無や登録された情報を取得できる。
誰が登録したのかをこれによって記録する。ハッシュ化されているため、管理者含めて誰が登録したのかは判別できない。
誰が登録したのかを匿名にするだけでなく、後述の信憑性の維持のためにもつかわれる。
登録されているすべての情報のうち、「この人は危険人物である」という情報の信憑性が高い人のみが出力される。
ブラックリストに情報を追加できる人は限られた人とする。登録者の情報はハッシュ化されているとはいえ、誰が登録したのかは限られているため誰なのかなんとなく分かってしまうのが少々痛いのでこの辺は別に検討が必要かもしれない。
1人が誰かを登録しただけならば何かの事故に過ぎないかもしれないが2人, 3人が同じ人についてブラックリストに追加した場合、その情報は信憑性が高いと考え、計算にもそれを反映する。
ブラックリストに登録した人がもしもブラックリストに登録されている人だった場合、その人が入力した情報については信憑性が低い者として扱う。
何故登録したのかを自由入力させない。発生しうる問題を分類し、その中からいくつか選択させる、という方法でその人が起こした問題を登録させる。
登録された情報は一定期間後削除され、無効化される。ないしは徐々に信憑性が下がっていく、というのも良いかもしれない。
あと、なんとか再登録を防ぐことができないかなぁ……
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