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会社の採用協力の一環でフラフラッと学生各位とお会いしてきた。
色々見てきて感じたことをつらつら。
例えば「あなたが学生時代、最も打ち込んだことはなんですか」と言われた時に「TRPG です。複数の人間がプレイすることで生まれるコミュニケーションのケミカルで生まれる予想しがたい展開が魅力です」と言われても何も伝わってこない。「TRPG です。複数人のコミュニケーションで進め、そのケミカルを楽しむゲームであるため、なかなか話せない人を上手くリードしてプレイ活性化させるのが楽しいです」みたいな話をすれば "こいつはなかなか話せない人を上手くリードして話に参加させる技量があるんだな" みたいな印象を与えられる。
こういう話をできる学生は案外少なかった。こういう話をできれば受かるとか評価があがる、というわけではないが少なくとも仕事に関連しそうなエリアでどういうことを気にかける・重視する人なのかが分かれば評価指標に使える。
逆に評価指標が全く得られない人を評価することはできず、不合格とするしかなくなる。
zoom 等を使うオンラインのグループワークにおいては、実質ボイスオンリーでコミュニケーションをすることになるので相手とコミュニケーションの温度感がズレがちで辛い。表情をいつもよりもコロコロ変え、少しオーヴァーなジェスチャーを取ることでこの辺のズレを減らせそうである。また、それらはチームの雰囲気を若干でもよくしてくれるだろう。
グループワークにおいて積極的に発言し課題解決を進めることができる人はやはり評価が高い。しかし、これをやっても評価ががくっと下がるケースがある。発言の際に攻撃性が高い場合だ。議論好きだとこうなりがちである。「でも」「いや、それは」「しかし」みたいな言葉で話し始めないようにしつつ「なるほど」みたいな言葉で一旦相手の言葉を受けるようにすると回避できるかもしれない。
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