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会社の採用協力の一環でフラフラッと学生各位とお会いしてきた。
色々見てきて感じたことをつらつら。
例えば「あなたが学生時代、最も打ち込んだことはなんですか」と言われた時に「TRPG です。複数の人間がプレイすることで生まれるコミュニケーションのケミカルで生まれる予想しがたい展開が魅力です」と言われても何も伝わってこない。「TRPG です。複数人のコミュニケーションで進め、そのケミカルを楽しむゲームであるため、なかなか話せない人を上手くリードしてプレイ活性化させるのが楽しいです」みたいな話をすれば "こいつはなかなか話せない人を上手くリードして話に参加させる技量があるんだな" みたいな印象を与えられる。
こういう話をできる学生は案外少なかった。こういう話をできれば受かるとか評価があがる、というわけではないが少なくとも仕事に関連しそうなエリアでどういうことを気にかける・重視する人なのかが分かれば評価指標に使える。
逆に評価指標が全く得られない人を評価することはできず、不合格とするしかなくなる。
zoom 等を使うオンラインのグループワークにおいては、実質ボイスオンリーでコミュニケーションをすることになるので相手とコミュニケーションの温度感がズレがちで辛い。表情をいつもよりもコロコロ変え、少しオーヴァーなジェスチャーを取ることでこの辺のズレを減らせそうである。また、それらはチームの雰囲気を若干でもよくしてくれるだろう。
グループワークにおいて積極的に発言し課題解決を進めることができる人はやはり評価が高い。しかし、これをやっても評価ががくっと下がるケースがある。発言の際に攻撃性が高い場合だ。議論好きだとこうなりがちである。「でも」「いや、それは」「しかし」みたいな言葉で話し始めないようにしつつ「なるほど」みたいな言葉で一旦相手の言葉を受けるようにすると回避できるかもしれない。
Enabling Your Community Server – Discord 2020/08/01 版の翻訳
コミュニティは Discord になくてはならないものです。コミュニティの機能と快適な体験をコミュニティの管理者とメンバーに提供することはDiscord 運営チームにとって最も重要なタスクです。
あなたがコミュニティの管理者の場合、サーバ設定の画面からあなたのサーバを "コミュニティサーバ" に設定することができます。コミュニティサーバにはコミュニティの運営、管理、成長に利用できる強力な機能が備わっています。
以下の設定を有効にした安全なサーバでなければ、コミュニティサーバの機能を有効化することはできません。
新しくサーバに加わった人向けにコミュニティを紹介し、最初に何をするべきなのかを説明する画面を作成し、提供できます。新しくサーバに加わった人はこれを見ることで迷うことなくようこそチャンネルとルールチャンネルを確認できます。
サーバを横断して、発信される情報が投稿される特別なチャンネルを用意できます。各ユーザはこれを購読することで、各ユーザが持つ各々のサーバ内でコミュニティサーバのアナウンス用チャンネルに行われた投稿を読むことができます。
Discord の機能の変更や追加はサーバに大きな影響を与えます。最新の情報に追随するために、各サーバの管理者用に Discord の公式情報が Discord 運営チームによって投稿されるチャネルを作ることができます。Discord 運営チームはあらかじめ皆さんに注意喚起できるので、各サーバの管理者はあらかじめ備えることができます。
あなたのコミュニティの状態を把握するために、サーバの状態を確認する機能を提供します。
あなたのコミュニティを Discord サーバの検索機能で検索可能にできます。この機能を使えば他の SNS 等でサーバの宣伝を行わずとも新しいメンバーが加入できるようになります。
注……この機能を公開する段階では、この機能は1万人をこえるメンバーが所属するサーバ、パートナーサーバ、または認証サーバに限られます。なお、今後この制限を緩和する予定もあります。
あなたのサーバをコミュニティサーバにするには、サーバー設定にアクセスしてください。
画面左上のサーバ名の右側をクリックし、ドロップダウンメニューを開いてください。そこからサーバー設定をクリックしてください。
サーバー設定を開いたらコミュニティを有効にするをクリックし、始めましょうをクリックしてください。
その後、以下の手順でコミュニティが安全で管理者によって手綱が握られていることを確認します。
サーバがコミュニティガイドラインに従う必要があることや、Discord 運営チームがサーバのコンテンツを確認して安全か検査すること、そしてガイドラインに違反していないことをあなたが把握・合意した後、設定を終了をクリックし、コミュニティサーバの機能を有効化してください。
コミュニティサーバの設定を変更したい、と思った際はサーバー設定を再度開き、コミュニティ直下の概要タブを左側のメニューから選んでください。
概要タブから以下を実行できます。
コミュニティサーバの機能を無効化したくなった場合も簡単にこれを無効化できます。また、無効化した後、再度有効にすることも可能です。
コミュニティサーバの機能を無効化するには、再度サーバー設定を開き、コミュニティ直下の概要タブを開いてください。
概要タブを開いたら画面下部のコミュニティサーバを無効にするボタンを押してください。
最後に確認のために画面下部に表示される設定を保存するボタンをクリックしてください。
弊社は相変わらずリモートでの就業が続いている(始めたときの記事)。
リモートで就業するようになってメンバーとのつながりはむしろ強固になったと感じている。メンバーとのつながりが改善された理由は作業通話(作業通話すると良かった件に関する記事)にある。さらに業務上発生したイベントをチームメンバー8人用の Slack チャネルで随時共有するようにしている。「●●の誰々から質問が来た」「MR を投げた」「こういうメールが来た」といったレベルで、である。これらの情報は業務上あまり関係ない人もそれなりにいる場で共有しているが、「ああ、あいつはこういうことを今考えているんだな」といった前提を周囲にばら撒くことで正体不明の何かに自分がならないようにしている。Twitter 感覚でガンガン発信しないといけない。
また、自分の好きな環境で好きな BGM をかけて就業できる、という面でも出社するよりも優れている、と感じている。共通の就業スペースで仕事している時はその場所に移動しなければならないし、共通スペースだから好きな曲はかけられない。ヘッドフォンを付けるという手もあるが話しかけられた場合に対応できないことがある。リモートワークならば通知に気付ける程度に音量を調整すればスピーカーやコンポ(って今言わないよなぁ)で曲を流しても誰にも迷惑にならない。
休憩の質も違う。疲れたら机に突っ伏したりするのではなく、布団で寝られる。後者の方が回復の効率ははるかに良い。
通勤する時間がないのも大きい。特に今の季節(8月)は日光を直に浴びながら出社したら会社につく前に疲れ果ててしまう。花粉症の季節も外はキツい。特にこれらの影響をもろに受ける、体の弱い私としてはこれらのデメリットを回避できるのはありがたい。また、会社としては交通費の支給をやめられる。今まで会社は出していたし従業員の懐にも入らなかった交通費支給をやめられるのは win-win だろう。「在宅だと勤務環境整えなきゃいけないじゃない」とかあるかもしれないが、素人考えで恐縮だがその分は在宅勤務手当をのせればいいのでは。交通費よりも安い金額であってもそれは交通費ではなく従業員の手元に残るわけだ。
と、リモートワークを礼賛しているが、そうもいかない場面があるのを感じつつある。
例えば、通話をつなげっぱなしだと作業できない人もいる。そういう人は作業通話でのコミュニケーション維持の恩恵にあずかれない。また、文字を打つのが億劫な人もいる。そういう人は Slack での独り言による恩恵にあずかれない。事実、Slack で各々の近況やメモなどを残すためのチャンネル(分報チャンネル)を作っている人は散見されるがそれが上手く機能していると思わされる事例はほとんどない。ほとんどの独り言は公の場でやるべきなのだ。
そもそも仲間内に情報を共有することを好まない人もいる。同僚はあくまで仕事上の関係で必要以上の関係は持つべきではない、という考え方だ。それはそれで構わないし同僚に情を持つことが悪い結果を招くこともしばしばあるというのは事実なのだが、リモートワーク環境だと「仕事上の最低限の連携のみ実施」としていても最低限にも達さない連携しか取れない場合が多いようだ。そういった人は孤立するか、チームにとって毒となるかのどちらかだ。こうやってみるとチームがプライベートのレベルでも仲が良い方がリモートワークは回りそうに見えてきた。※弊チームは仲が良い方だと思うが互いに LINE は好感してないし Facebook で友達申請もしてないけどね。そういうことではなく、雑談とかを気軽にできる関係なのか、である
会社でないことによって集中できない人もいる。意思が弱い人の場合はベッドの誘惑は過剰なものとして襲い掛かり、就業時間中の半数を睡眠時間に費やすことになるだろう。睡眠を休憩と断言できるから私の上述の話はなりたつ。※ベッドで寝る休憩をとっている時点で私の意志が弱い、というのは別問題として存在するとは思う
また、子供がいる人は子供の乱入によって仕事に集中できる時間は削り取られる。私が上手くやれているのは仕事用の個室があるのと、日中子供が家にいないからだ。もちろん、コワーキングスペースというものもあるのでなんとかする余地はある。コワーキングスペースだとフリードリンクがあるとかそういう話も聞くし。
通勤時間がない、という慢心は残業時間増を容易に招く。私の残業時間はここ数か月、今までにない数字を達成しつつある。通勤時間分丸々仕事できるのだ。法令の関係でよほどの事情がなければ22時以降は仕事をしないため業務終了時間についてはある程度の節度を維持できているが、朝の開始時間については出社準備の時間と通勤時間が無くなった分かなり早くなった。これはそのまま残業時間に加算されている。
自分のチーム内だけ見ていればよかった状態から、より広い視野を持たないといけない状態になった途端、リモートワークの問題点を次々に突き付けられている自分がいて正直、現状に困惑している。オフィス、というものの偉大さを痛感することもしばしばある。リモートワークが正義、とは必ずしも言えない。
「他の子には内緒だよ」と共有した情報が流れていた、そんなのはままよくある。子供のうちはまぁ良い。良くはないがここでは良いとする。問題は大人の話だ。大人が何なのかは分からないが、あなたが考える大人だ。例えば前に出した Deny リストの共有。共有した先で再度共有された場合、Deny されている本人に伝わるかもしれない。するとブラックリストを最初に出した人はそれなりになんかされるだろう。こわい。
そこで秘密保持のルールを決めたりすると良さそうである。会社と会社の間ではしばしば「NDA」なるものを結ぶ。NDA は Non-Disclosure Agreement の略であり、外に漏らされてはまずい情報を誰かに渡す際に、渡す誰かと結ぶ契約である。
異なるコミュニティ間で危険人物情報を共有する場合などには NDA 程ちゃんとしたものでなくとも、情報をどこまで漏らしてよいのかのルールを互いに決めておいた方がよいだろう。NDA の文例等をその際の参考になるかもしれない。ただし、漏らした際の罰則については定めるのが難しい。複数コミュニティの集まりであれば、漏らしたコミュニティそのものがブラックリスト掲載されるとかありそうだが、1対1だとそうもいかない……
StatiCrypt(https://robinmoisson.github.io/staticrypt/) というのがある。HTML を暗号化し、復号化キーを打ち込まなければ読めないようにしてくれる。HTML のソース中に暗号化された情報は保存されるが、これを解読するのは普通にはまず困難である。
限られた人に見せたいが誰にでも見られると困るような情報を載せたりするのに使える。HTMl は読めなくなっているので検索にも一般にはひっかからないだろう(リンクをたどることでもしかしたら引っかかるようになるかもしれない)。また、辿り着いたとしても意図しない人にそれを読まれることはほとんどない。
会員制のウェブコンテンツを用意したい場合に便利かもしれない。
ただ、パスワードを安全に渡せるなれば、復号化済のデータをパスワードを渡すのと同じ方法で渡せばいいので用途は随分限られそうではある……