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ひつ(じのひよこが)プログラミングします。
お仕事や趣味で困ったこととか、何度も「あれ?どうだったかしら」と調べたりしたこととか、作ったものとか、こどものこととかを書きます
★前は週末定期更新でしたが今は不定期更新です

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高校生の進路とか

高校生の進路相談の話を聞いたので、ひよこなら何を話すかリストアップしてみる。

大体の助言は役に立たないが100も助言を集めれば1つか2つは役に立つので多くの人の話を聞いてみよう

たとえば私ならば「中高大一貫で高校から大学に進学し、高校時代に面白いと思った分野の大学に進みそのまま修士に進学、インターンシップで採用されて就職した」という進路しかたどっていない。

なので、高卒で就職した人の話や専門学校に進んだ人の話、とりあえず大学に進んだ人の話を私は語ることができない。

無論、先述の進路についてメリット・デメリットを説明できる部分もある。しかし、私は進んだ分野が性に合っていた人種である。「面白いと思ったが合わなかった」パターンが存在することも知っているがそこからのリカバリーとかは語れない。

何があっているかなんて分からない

18年生きただけで何が自分に合っているのかを掴めているとしたらそれは天才だと思う。

私は大学進学時に情報工学を学んだが、これは偶然合致したに過ぎない。もしかしたらもっと合う分野があったのかもしれない。さらに、私は統制の仕事をしている。情報工学と無縁、ではないが少なくともダイレクトに関係する分野ではない。

だから、様々な分野を可能な範囲でつまみ食いをして合っている分野を探するのが有効だ。運命のキャラクターがいてもガチャ引かなければ決してそのキャラクターには出会えないし、ガチャを引く回数が多ければ多いほど出会える可能性も増えると同じだ。

迷ったらとりあえず理系

さりとて、結局なんか選ばなきゃいけない場面がある。

私としては理系に進むことは大きなデメリット2つを除けば無難な選択肢だと思う。迷ったら高校の進路選択は理系に進もう。

理系に進むデメリット

  • とにもかくも大変であること。レポートとか受けるべき受業の数とかが多い。
    授業の合間を縫って友人と遊ぶ、とかは難しいかもしれない。サークル活動も難しいし、教職を追加で履修するなんて修行僧がごとき選択だ。ただし、これらをやり遂げた人も実在はする
  • やりたいことが理系ではないのに「無難だから」で理系に進んでも苦痛なだけなので、何か別の計画があるならやめておこう。

「とりあえず理系」のメリット

  • 「とりあえず文系」より柔軟に動ける。高校時代なら理系からの文転はまだ可能だが、文系からの理転は高校生であっても手遅れなことが多い。無論、すさまじい努力で覆すことはできるし、やった人もいる。しかし、多くの場合は無理だ。
  • 就職に強い。大変であるだけあり、それなりに技能が身につく。ないし技能を獲得するための素養が身につく。企業としてはそのような能力があると分かっている人をそうかどうかわからない人より優先して採用したい。
    なお、理学系よりも工学系のほうがより有利とされる。
    ただし、文系でも理系より暇なことを利用して空いた時間で勉強すれば同様のアドバンテージは得られるし、理系でもてきとーに過ごしていたら逆の現象は起こりえる。理系は忙しいのでうまくやりやすい、というだけだ。

私の進路のメリットデメリット

大学でやってみたい分野 (情報工学) に進んだ私の進路におけるメリット・デメリット。

デメリット

  • 理工学系は田舎のキャンパスに飛ばされる大学だった。都会のヤングでナウいキャンパスを期待している各位は残念でした。キャンパス分断されるのでサークルによっては結構大変な思いをすることになる点にも注意。
  • 大変。課題や授業の量が一般的な文系の1.5~2.0倍くらいある (私の体感値)。忙しすぎて出席者の7割が課題を出せなかった授業も存在する。その子たちは追加の補修を受けていたから追加で大変だった

メリット

  • 先にも書いたが、やはり就活の難度。サークル同期の文系がことごとく就職が決まらず特殊なコネでの就職や専門学校への進学を決める中、研究室の同期や自分はすぐに決まった
  • 少なからずワザが身についた。これは趣味ツール開発に用いられている

以上のことはすべて「私の視点」

色々書いたが、よくよく考えてみてほしい。例えば「私の進路のメリットデメリット」、サークル同期の文系がことごとく就職が決まらず特殊なコネでの就職や専門学校への進学を決める中、研究室の同期や自分はすぐに決まった である。文系学生のサンプルはサークルの同期しかいない。また、同じ分野のサンプルは研究室の同期と自分しかいない。あまりに母数が少なくないか。私がいたサークルが劣等生の集まりだっただけでは? 私がいた研究室が特別優秀だっただけでは? そういう見方もできる。以上のことは結局私の視点から書いているだけだ。全く客観的ではない。

また、理系からの文転はなんとかなる、というのも高校時代の先生の受け売りだし、私が高校生だったのは 2006 年とかであり15年近く前のことだ。大学を出たのも2011年の震災の直後だ。ちなみに卒業式は中止になった。

こういったことについて私が自信をもって助言できるのはただ一つだけであり、大体の助言は役に立たないが100も助言を集めれば1つか2つは役に立つので多くの人の話を聞いてみようである。これを除けばこの内容も100の助言のうちの1つを提供したに過ぎない。

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