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ひつ(じのひよこが)プログラミングします。
お仕事や趣味で困ったこととか、何度も「あれ?どうだったかしら」と調べたりしたこととか、作ったものとか、こどものこととかを書きます
★前は週末定期更新でしたが今は不定期更新です

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共有ブラックリストを作れないかな

Discord の TRPG サーバで同じ人が複数のサーバでトラブルを起こしているのを見ると「この人は過去にこういうことをやっているから気を付けろ」みたいな情報を共有したくなる。しかしながら、この手のリスト共有は次のような問題を持つ。

信憑性がない
追加された人が他の人にとっても高い確率でリスクある人なのかどうかはお構いなし自分が気に食わない人をどんどこブラックリストに追加していく人が出てくる。この結果、ケオスな登録がなされてリストの信憑性が無くなる。
ないしはプライバシーがない
信憑性を維持するために誰がどんな事由でブラックリストに人を追加したのかのを記録させれば、登録の際に何が起こったのかを記録することになる。これで部外者に情報を共有することになるのはリスクだとして登録は避けられる。
排他的な環境を完成させる
ブラックリストに入るようなことをやらかしたとして、その人が半年後、1年後、3年後、5年後も同じことをやるだろうか。あなたもわたしも始めた直後はやらかしてはいなかっただろうか。ブラックリストに入った結果、他のサーバにおいても排除されるのでその人に更生の機会はない。これは環境の排他的な雰囲気を醸成するのに十分だろう。
アカウントが再作成される
ブラックリストに入っている人がその事実に気付いた場合アカウントが再作成され、すり抜けてくるだろう。ブラックリストに入っている事実に気付かれてしまえばそこで

ほかにも問題はありそうだが、一旦これだけを考える。

問題のある人をハッシュ化して記録

Discord には一度登録したら不変なユーザ ID がある。ブラックリストに登録される個人はこのユーザ ID をハッシュ化した値で登録されるようにすればただ単純にブラックリストを見た人は管理者であっても誰が登録されているのかは分からない。

特定の人がブラックリストに登録されているか否かを判断したいときのみ、アプリに問い合わせると登録の有無や登録された情報を取得できる。

登録者の情報もハッシュ化して保持

誰が登録したのかをこれによって記録する。ハッシュ化されているため、管理者含めて誰が登録したのかは判別できない。

誰が登録したのかを匿名にするだけでなく、後述の信憑性の維持のためにもつかわれる。

一定以上の信憑性がある情報のみが取得できる

登録されているすべての情報のうち、「この人は危険人物である」という情報の信憑性が高い人のみが出力される。

登録する際に認可を必要とする

ブラックリストに情報を追加できる人は限られた人とする。登録者の情報はハッシュ化されているとはいえ、誰が登録したのかは限られているため誰なのかなんとなく分かってしまうのが少々痛いのでこの辺は別に検討が必要かもしれない。

複数人が同じ人について登録している場合信憑性を高く見積もる

1人が誰かを登録しただけならば何かの事故に過ぎないかもしれないが2人, 3人が同じ人についてブラックリストに追加した場合、その情報は信憑性が高いと考え、計算にもそれを反映する。

ブラックリスト入りしている人が登録した情報の信憑性を低く見積もる

ブラックリストに登録した人がもしもブラックリストに登録されている人だった場合、その人が入力した情報については信憑性が低い者として扱う。

情報の登録は抽象的に行う

何故登録したのかを自由入力させない。発生しうる問題を分類し、その中からいくつか選択させる、という方法でその人が起こした問題を登録させる。

登録された情報に有効期限を持たせる

登録された情報は一定期間後削除され、無効化される。ないしは徐々に信憑性が下がっていく、というのも良いかもしれない。


あと、なんとか再登録を防ぐことができないかなぁ……

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