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ひつ(じのひよこが)プログラミングします。
お仕事や趣味で困ったこととか、何度も「あれ?どうだったかしら」と調べたりしたこととか、作ったものとか、こどものこととかを書きます
★前は週末定期更新でしたが今は不定期更新です

2024/05    04« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  »06

質問の種類とか

会社だとまず見ないのだが、 TRPG だと「ルールブックに明記されているよね」ということを質問してくる人がしばしばいる。多分他の趣味界隈でもこういう人はいるだろうし、仕事でも極稀にだが見かける。これについて次のどれだろう?と考えたりするのである。

  1. ドキュメントを読んで理解した上で解釈が正しいか確認のために質問しているパターン
  2. ドキュメントを読まずに質問しているパターン
  3. ルールブックを読んでもまったく理解できないから質問しているパターン

質問する人は自分がどれなのか確認・伝えた上で質問したほうが良さそう。ないし質問を受ける側は「どれ?」と尋ねちゃうのも良いかもしれない。

1つ目の場合。返答する側は Y / N で返すだけなので簡単である。

2つ目の場合。これが一番問題に見えるかもしれない。「いや、読めよ」「いや、ググれよ」ってイラッとするし。だが、このタイプは参照頁を示すだけでよいのでこれも別に難しくはない。ググるのも技術がいるので「どこそこだよ」のみならず「こうやって探すといいよ」と教えてあげると嬉しいかもしれない。

3つ目の場合。実はこれが一番難しいと思っている。ドキュメントが難しいから理解できないのであればまだ容易であり、丁寧に教えればよい。だが、ドキュメントを理解する力がそもそも無い場合、理解させるのは困難を極める(そして、世の中にはしばしばそういう人がいる。それを責めることはできないだろう)。


3つ目の場合、私は以下のようにしている。

情報量を減らす
主要なトピックを理解してもらうために最初は分かってなくてもいい情報を可能な限り減らす。TRPG 界隈だと周辺知識もガンガン詰め込みたくなる人が少なからずいる(大半だと思っている)。だが、理解できてない人に詰め込んでも飲み込めない。そのため、最初は少量の主要なトピックのみを私は伝えている
例示を用いる
理解してほしい内容についてサンプルを提示する。理解した内容を実際に手元で確認・試行できるようにする。説明したトピックについて理解できたのであればサンプルについても理解できるだろうから、内容を理解できたかの確認になるし、当人の自信にもなる
次の理解をするための資料を示す
情報量を減らして伝えているのだから、微妙に足りない部分があるはずである。次にその人が読むべき箇所や応用の話が書かれている箇所を示し、次のステップに進むことを促す。ファーストステップを乗り越えられたのであれば次も理解できることが見込めるだろう

なお、上手に質問したい場合は以下とか見とくと良いと思う。自分ができているとは言わないけれども……以下の記事のリンク先とかも見ると理解が深まるかもしれない。

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